出会い系の罪と罰と、罠。その5(解説編)

「出会い系の罪と罰と、罠。その4」からの続きです。

 

さて、長々と出会い系の罪と罰と、罠。シリーズを書いた。というか勝手にシリーズ化になっていた。
今回は自分へのフィードバックを兼ねた解説編にしたいと思う。

 

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Photo by Luxt Design

 


ちなみに、これまでの、その1〜その4までの経緯を、シンプルな凄腕系ナンパ師さんのブログ風にまとめると


”出会い系で知り合ったJDとアポ(ダーハ良、スト値6)

すでにメールで食いつき確認。

居酒屋からの公園でベロチュー。ホテルへ。

リーセだけどノーグダ即。”


以上。多分、凄いナンパ師は居酒屋、公園を端折ってホテルへ直行だろうけど笑 
そしてこんなことは日常茶飯事だろうし、毎日書いてたら小説家になれる。

というわけで逆に自分のブログの方向性が見えたので、頑張って毎回書いていこうと思う。
ではこのアポでの自分なりの反省点を考えたいと思う。


1つ目 ~常にベストパフォーマンスを目指せ~
PUA初心者の僕がまず反省しないといけないのは、相手が食いついてることを会った瞬間に確認したせいで、その後様々なルーティンやテクニックの試用を怠ったことだろう。
毎回相手には全力で挑み、強敵の出現に合わせて力を上げていかないといけないにもかかわらず、惰性的にゆるゆる行ってしまった。
逆に言えばそこまで食いついていたなら、いきなりLH打診や、キスなど、スピーディーにことが運べるかとか、無理を通すルーティンや行動原理を開発するべき だったかもしれない。しかも相手の気分を害すことなく。その場で常に臨機応変に対応することもできるけど、それは経験則と観察力と発想力を鍛えるか、デー タとして持っている必要はあるのかなと。
現状の自分が思いつく、試用すべき、もしくは磨くべきだった行動
・自分の発声や立ち居振る舞いの検証(僕は猫背で声が小さくなりがちだ)
・細かいIOIの確認。例えば見つめた時の目の動き、相手からの質問、ボディタッチへの抵抗感などの検証
・コールドリーディングの試用。これは観察力向上に役立つと思う。
などなど。


2つ目 ~付き合わないが、セ_クス中心の関係を構築せよ~
付き合わないとしないグダ、それを回避し、しかも彼氏になってよ、と思わせないようにセ_クスへ持ち込む誘導方法を考えるべきだ。女性にも自分にもその意味付けのほうが傷つかない可能性が高い(傷つかないわけではないだろう)。
しかしこれは相手の女性の特性や、その時の状況によるところも大きいよう。その点今回の相手は出会い系という枠組みで考えれば容易のようだが…。実際出会い 系の女性は、案外セックスに全く着地点を持っていない人は多い。会えばヤレるほど人間はやさしくない。なんならあった瞬間にスペグダを食らうこともある。
で、この問題に関しては先人の叡智でまずは勉強したほうがいいと思う。僕はナンパ師クラトロさんのブログ、ナンパはスポーツ No Girl No Life!の、このエントリー「都合のいい女性をキープする6つの方法」がまずは参考になると思う。叡智はしかし、行動によって検証だ。それが自分に合うかもわからないから。
ただし虚しい気持ちになる可能性はどこまで行ってもある。付き合う未来のないセックスは安心感よりも不安感を助長している気がする。


3つ目 ~もっと観察せよ~
そもそも今回の悲劇は、自分の観察力の無さからもたらされていると思う。
相手が手練れであることや、演技を見通せないと、コントロールしていたつもりがされていた、の事態を生む。もちろん人生騙し騙されな部分もあるし、いい女ほど相手の様々な部分を天秤で測り、ふるいにかけるのだが(それは一種の主体性と考えることもできる)。 
その辺のコントロールを楽しめるのはリリー・フランキーあたりのレベルにならないとな笑
エスコートできる男は相手の女性のことをよく見ている男だ。広義で言えばこのアポは楽しいセックスへのエスコート。全て気持ちよく終わらせる方法があったはず。それを次回までに模索し実践レベルに仕上げれば、ちがった結果を導き出せるかもしれない。
相手が人である以上観察以外に情報を得る手段はない。本来野生の世界では観察を怠ると死にすら至る。就職する前に、その会社を観察しないと死に至る可能性がある。観察は何にでも必要なのだ。

反省することテンコモリだった。

さて、一般常識から考えると、僕のしている行為は倫理を鑑みない狂気の沙汰かもしれない。
でも、お金払って風俗行くことも、カネ目当てに女が内心たいして好きでもない男と結婚することも、僕にとっては狂気だ。戦場で毒ガスは禁止でも核兵器は容認されていることの是非と同じ。
資本主義や社会構造が現状生み出している状況、時代によって変わる価値観をもって、絶対などというのはありえない。
許嫁もお見合いも必要とされ、何かメリットがあったから存在したわけだ。しかしそのメリットが決して当事者にとっていい意味ではない可能性もあるけれど。
ただし折角の女性との関係だ、楽しませ、楽しみ、充実した時間を送りたい。それは自分のテーマでもある。


最後に後日談。

彼女からこの前連絡があり、僕とのアポの後、とある会社でのインターンでの仕事が忙しくなったのもあって、出会い系はやめたそうだ。
そして彼女も僕の暴露に、実は相当なショックをうけたようだった。
ただ、彼女は自分自身が世間的に言えば、惚れやすくて軽めの女って言うことは変わりがない、現状は変えようがないから、そことうまく付き合って行かないと、と言っていた。新しい人とセックスをすることの中毒性だ。
そこで、僕は調子乗って、寂しくなったら僕と遊べば?って言ったら、

「恋愛できないとわかってる相手とはエッ●する気しないしww」

…だそうだ。やはり他人の倫理規定はわかりません笑
彼女に良い人生のストーリーが訪れるように、僕は心から応援したい。



さて、僕も次へ進まないと。






「出会い系の罪と罰と、罠。」 完