【2014年春先】ド平日こそパラダイス、クラブ「V2」へ突撃 〜少人数制クラブ考察〜

とあるド平日、予想外の残業という、予定調和ルーティンに耐え、あ〜次の日も仕事か〜とか言いながらビールを飲んでいた僕とゆかいな友人数名は、なぜか気がつくと、ふりしきる雨の中、ロアビルの前にいた。深夜1時近く。全員で行くと決めたのに気持ちは拉致されたミスター・アンダーソン(マトリックス)である。眠っていても眠った気がしない、僕達には本当の世界があるのではないか…そう言ってシロウサギの後をついてきたのである、とかなんとか。

 

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平日は名物のロアビル前行列もなく1分で突入!ネイビーシールズ顔負けのスピードである。1階のIDチェックで飲みかけのペットボトルのジャスミン茶と、仕事の合間に食べていたチョコレートの残りを、無残にもモーフィアスみたいな顔した外国人に捨てられ、「ウェルカム」と真顔で迎え入れられる。
IDチェックを終えると、青っぽい葉書みたいな紙にフルネームを書かされる。V2はこれがないと絶対に入れない。流石にペンは貸してくれるから安心しろ。
なんていうか、これって千と千尋の神隠しで、千尋が湯婆婆に「今日からお前は千だよ」とか言って名前を奪うシーンみたいだなとか思う。お前はV2の中でだけはV2のルールに従うんだよ…という。文面の内容はというと、

「私オズ太郎はダンスなど一切しませんし、したとしても己の判断で勝手に体が動いたんですよ、決して店に踊らされたんではないですよ」

みたいな誓約文が書かれているのである。言われなくてもダンスなど勝手に体が動いてするもので、僕が躍らされるのは、チューはするけどそれ以上なんだか進ませないスト高に対して位なもんである。まぁこれはV2が悪いわけでもなんでもないし、むしろ風営法の被害者だけど。
で、ロッカーはというとほぼすべてに鍵がぶら下がり、どこでも入れ放題だ!ロッカーに荷物入れると鍵がなくなるから、週末は鍵が刺さったままのロッカー見つけると奇跡だと思うよね…。そしてエレベーターで数人の美女と乗り合わせ、一緒に13階へ。実はここで出会った女が今日イチだったなんて逸話、あるよね。



さぁエントランスでモーフィアス二号にブルーの誓約書を渡し、男3000/2D、女FREE(行った曜日がバレるではないか!)を払い、中に入る。

「ガラガラやないか!」

と、友人Aが叫ぶ。友人Bはというと、クラブに入るまで中の様子がわからないで、人が多いのか野郎だらけなのか美女がいるのかドギマギする状態からの緊張がほぐれお通じも良くなったのか「ちょ、まずトイレ」というあるあるネタをかます。
友人Bを放っといて乾杯しつつ奥に行くと(すいてるから、はぐれるなんてことはない)V2名物のお立ち台が真ん中に置かれた、能舞台(ダンスフロア)には誰もいない。そして周りの柵に寄りかかって、ムーミンのニョロニョロみたいなノリの人がチラホラ。人数が週末の10分の1、言い過ぎではない…。


だがしかし!!お待たせしました、ここからがこのブログの本題である!!確かに人数は少ないが、それこそが少人数制英会話のAEON・・・平日V2の醍醐味なのだ!平日キャメロットでも書いたが、女性は金土に来れない層=アパレル、美容師、飲食業、看護師あたりの子が多く、割合的に言えば可愛い子が多いと思う。男のライバルも当然少ない。土日のような、女の子のオッパイ触ってる時間よりも、野郎の肩がぶつかる時間のほうが長い、と言った状況は起こらない。1つ欠点としては1時間ほどうろつけば男女全員の顔に既視感が生まれるので、あまり派手にナンパすると他の子にバレるということか。

そのため、ナンパと言えど貴方なりの政治をする必要があるということ。あの子にめっちゃ見られてるけどそんなの関係ねぇってナンパしてしまうのが最強かもしれないが、場合によっちゃ準即用のあの子に見られてはこれまでに築いた儚いラポールが崩れてしまう!と行動を控えないといけないかもしれない。DKやオッパイ揉むのなんかもガラ空きのフロアでやろうもんなら、それなりの度胸とアルコールがいるかもしれない。ドサクサのセクハラをしにクラブに行っている奴は、できないものと思って欲しいし、そもそもセクハラすんな、勝負しろこのハゲ野郎といいたい。
まぁイイ感じになったらフロアの端っこでもいくのが正解。他のキープ物件に見られないためにも。ドンキ側の窓ガラスのあたりがいいですね☆

 

更に言うと人数が少ないから二、三個の女性グループを二、三個の男性グループが取り合い、30分毎くらいに、まるでキャッチ&リリースされる釣り堀の中みたいな状況が生まれることがある。獲物たる女性グループは最初はシラフだったりするが、他の男グループを経由することにより程よく弱り(酔っぱらい)、あら、初め話した時よりいい感じやないすか、みたいになることがある。これはラッキーな場合だが、逆にいい感じにまで仕上げた所で何かの拍子に別の男グループに釣られることもあるので、そこは戦いである。ちなみに僕はこの様子を釣堀の店主のように眺めている。
でも思うけど、男からするといい女が他の男にナンパされてるの見ると、こっちがみるみる奪い返そうってやる気出させるよね、美女って凄いよね。逆にさっきまで自分がイチャついてたそれほど可愛くない女の子に、他の男が必死そうに食らいついているのを見て、「ふっ、あの男あのレベルの女に必死とか笑」などと思う女の子を、さっきまで必死そうに相手にしていたのは俺自身だよ、なんて自己批判も忘れてはならない。



まぁ人は少ないとはいえ、僕以外の友人は全員いなくなるという事態も発生している模様なので、決して悲しみの朝のファッキン(ファーストキッチンの方)というわけでもない。むしろしっかり話ができる、他のやつに強引に奪われない、という意味ではやりやすいとおもう。だからって過度に中身で勝負しても所詮はクラブではある。女の子からしたらお前の売上成績の凄さや、自社のコピー機の凄さなんてどうでもいいのだ。
それから地蔵してると目立つ。だからせめて表情だけでも楽しそうに地蔵しましょう。もしくは一緒に来た友人と本気で起業の話でも始めよう。他の男連中がふらふらと遊んでいる間に、俺たちは世界を変える事業をやるんだという反骨精神を養うことにもつながるからである。そして帰ってXVIDEOだ!!

 

…これ負け戦の記事じゃねーかw