僕は彼女とキスを重ねた。薄暗いカラオケボックス。背中に手を回し、彼女を抱き寄せた。彼女は美しいスプーンのような背筋だった。僕に身を委ねてくる彼女。ただ、燃えるような情熱が互いにぶつかりあっているというよりも、彼女は、僕に融かされる氷のよう…
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